腰痛の原因は、80%以上は原因が明らかではないものと言われ、その内在している要因として、近年では職場や家庭などのストレスがあるのではないかということが示唆されています。
ストレス状態下では、呼吸が浅くなり筋肉の緊張状態が続きます。筋肉緊張は血流低下を招き、身体が休まる間がなく自己治癒力は落ちてしまいます。
浅い呼吸と筋肉緊張は自律神経のバランスも崩し、脳の働きにも悪影響を与えてしまい、健康体では対処できる小さな痛みを和らげることができなくなります。
鍼灸は、緊張した筋肉を緩めるだけでなく、痛みを和らげる作用のあるセロトニン、やる気の出るドーパミンなどのホルモンの分泌を調整することが知られています。機能低下した身体の回復の一助となりえます。