• 2024/11/27 お 知 ら せアロマを知ろう②
      精油はどうのようにして身体に作用するのでしょうか。
    身体に作用するためには芳香成分が身体に届けられる必要があり、脳神経と血液を介した、おもに3つのルートがあります。

    1つめは、鼻から嗅がれることで脳に作用するルート。このルートだけは成分そのものではなく、嗅覚により電気信号に変えられ脳に伝達されます。視床下部に働きかけホルモン分泌を調節し身体の健康維持をしてくれます。

    2つめは、呼吸により肺を通して血液に、
    3つめは、オイルトリートメント、塗布、足湯などで皮膚から吸収され、血液に溶け血流にのります。全身に運ばれた芳香成分はそれぞれの細胞に作用して、炎症や痛みをやわらげる、免疫力を上げる、女性ホルモン様などの働きをします。

    様々な役割を果たした成分は、腎臓で回収され尿として排出されます。

    このように全身にくまなくよい影響を与えてくれるアロマセラピーは、現代医学の補助療法として、また鍼灸との相性もよいのです。生活習慣病、月経困難症、更年期障害などの予防として注目されています。
  • 2024/11/26 お 知 ら せアロマを知ろう①
     
    アロマセラピーは、植物の芳香成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)の薬効を利用した療法です。
    油といっても水に溶けない成分から揮発性の香り成分を集めたものです。
    これを病気の治療や予防に役立たせます。

    精油の抽出には様々な方法があり香り成分の構成も化学変化で変わります。
    植物が生育する場所や部位により特徴的な作用を身体にもたらすともいいます。面白いですね。
    アロマオイルトリートメントは、そんな精油のよい効果を、ゆったりとした気分で感じていただけます。

    精油は植物由来ですが、医薬品の成分であるので、正しい用法や容量を守って使う必要があります。資格のあるサロンなどでアロマセラピーを受けることをお勧めします。