いぐち鍼灸院 | コラム/鍼灸

2024/09/29
腰痛の原因②
腰自体に原因はなくても他の箇所から関連した動きによって痛むことがあります。
足または膝に外傷、関節の変形など何かの原因でねじれなど動きの制限があると、立つ、座る、歩く、走る、かがむなど日常動作によってその負荷が他の関節に伝えられていきます。結局は腰の負担となり痛みとして現れることがあります。

またデスクワーク、機械操作など腰より上の体勢や腕の使い方などで腰より上の関節の負荷が結局腰へ負担をかけることもあります。
腰に負荷をかけている原因が他の部位にあるので、腰だけの改善をねらうのではすぐ戻ってしまうことになります。そのため全体を見て動きの関連性を把握するのです。
2024/09/29
腰痛の原因①
腰痛の原因は様々あります。一番理解しやすいのは目に見える腰部そのものの部位です。腰椎、(椎間板、椎間関節)といった骨の部位があります。

整形外科など医療機関で検査して判明する骨の異常や、無理な動きによる骨や関節の損傷や、筋肉の緊張で起きる痛みがあります。骨の異常や損傷は医療機関で適切な治療を受けられますが、画像診断で診断が下されなければ、痛みの原因というのは特定しずらいことがあります。

腰部の筋肉緊張もあるのですが、腰の上に位置する首、背中、腰の下に位置する骨盤の動きのために腰部に負担がかかっている場合があります。腰やその関係する部位の筋肉の緊張を鍼灸で取ることで痛みの軽減がみられます。
2024/09/29
よくなる人とそうでない人
回復しやすい人と回復が遅い人がいるということを耳にしたことはありました。色々な諸事情があり、来られなくなった方その後の経過は知ることはできず、こればかりだとは言いきれませんが、早く回復している方は、明らかな違いがあります。

それを一部あげると
1.少しでも良くなると喜ぶ。
2.症状回復につながることを普段の生活に取り入れる(無理をせず)
3.好きなことを楽しんでいる。

特に1は施術中も1ミリも逃さないというくらい積極さです。
脳科学の分野では(解釈が違っていたらごめんなさい)、脳は知っていると信じこんでいることしか認識できないと言います。事実というものはなく認識のみであると。だったらよい認識で受けとめて、よく進めていったらいいじゃないかと思います。
よくなる人を見ていると本当にそうなんだなと、私の世界も変わりました。

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